【Chromebook】が日本で買えるかもしれない前にChromeOSを試してみる

2013/10/15

Google

t f B! P L
ラップトップを持った事ないぎんときパパ(@kingpapax10)です。

今月、HPがGoogle謹製のラップトップ「Chromebook 11」を発表しました。













そして、Playストアに「Chromebook 11」の日本語ページも表示可能になっていて、もしかすると日本でも買える日が来るのかもしれません。















Chromebook 11日本語ページ 

価格は、なんと$279...日本円で3万円を切るお買い得な価格設定となってます。
しかし、Nexus4の前例もあるので、Playストアに表示されていても実際発売開始されたら家電量販店やネット通販でしか買えないし、海外の価格より倍近くの値が付いての販売ってこともあり得ますよね。。。

まぁ、日本で発売するかもビミョーですが........製造メーカーの中に東芝さんも加わったので、日本で発売されるのを期待してます。

日本で発売されるかもって言うけど、Chromebookってスゴイの?と思う人もいる事でしょう。。。
そこで、Chromebookを簡単に説明してみましょう。

Chromebookに入っているOSは?


日本国内の家電量販店に売られているラップトップの殆どが、MicrosoftのWindows。それから、AppleのOS Xですよね? Chromebookには、この2つじゃないLinuxディストリビューションでお馴染み、Ubntuをベースに開発されたGoolge独自のOS「ChromeOS」が入っています。
ChromeOSを使用する際は、Googleアカウントが必要となります。
ChromeOSを搭載したラップトップは、HP、Samsung、Acer、ASUS、Lenovo、そして国内メーカーの東芝が製造メーカーとなってます(東芝は、ラインナップに入ってますが未だ製品の発表はされていません)
今回発表されたHP製「Chromebook 11」などの低価格なエントリーモデルと、ハイスペックな高価格のChromebook Pixelの2つのカテゴリがありますが、ハイスペックな方を買うならWindowsPCかMacbookを買ったほうがいいです。。。

他のOSと何が違うの?


では、ChromeOSはWindowsやOS Xと、どう違うのかをカンタンに。。。
WindowsやOS Xは、オフラインつまりインターネットに繋がっていまなくても使おうと思えば使えます(オフライン非対応のアプリは使えませんが...)
しかし、ChromeOSはオフラインだとアカウントにログオンすら出来ないので、ネット環境に繋がっていないと無用の長物となってしまいます。 なので、ネット環境がない人にはオススメできません。。。

じゃあ、ネットに繋がったら?


ChromeOSの特徴としては上記に書いた通りネットありきのOSなので、ネットに繋いでしまえば起動は早く、Webアプリや拡張機能を追加すれば文書作成や画像編集などWindowsやOS Xと同等に使えるOSとなります。

起動するとどんな感じなのか


ChronmeOSを起動は、Googleアカウントにログインすれば 約10秒位で立ち上がります。
画面左下にGoogleサービスのアイコンと、最近追加された機能であるアプリランチャーが配置されているので、そこからSNSやYoutubeなどにアクセスすることが出来ます。

実際に使ってみたいんだけど...どうすれば?


実際に使ってみないと分からないですよね?
Chromebookに搭載されているChromeOSは、残念ながら一般配布されていません。。。
ですが、DVDやUSB、又はVirtualBOXなどの仮想デスクトップ環境にインストール可能なオープンソース版のChromeOSが無料配布されているので、オープンソース版をUSBにインストールしてみましょう。

オープンソース版ChromeOSをインストールする手順


いよいよオープンソース版ChromeOSをUSBにインストールして起動してみましょう。

1.必要なモノは4つ


  1. ChromeOSのイメージファイル
  2. 解凍ソフト
  3. USBに書き込む為のソフト
  4. 根気

2.必要なアイテムをダウンロード


まずは、これが無いと始まらないChromeOSのイメージファイルをダウンロードします。
イメージファイルを配布している「ChromeOS builds by Haxxeh」からUSB用をダウンロードします。
 













次に、解凍ソフトの「7zip」をダウンロードしてインストールしておきます。
次に、USBにイメージファイルを書き込む為のソフト「win32 Disk Imager」をダウンロード。
ダウンロードしたwin32 Disk Imagerのzipファイルを先ほどインストールした7zipで解凍しておきます。
最後に、ChromeOSのイメージファイルのzipファイルを解凍して下準備は完了です。

3.USBに書き込み


解凍しておいたイメージファイルをUSBに書き込む作業です。
先ほど解凍した「win32 Disk Imager」のフォルダ内に「Win32DiskImager.exe」があるので、ダブルクリックして起動させます。










起動したら、フォーマット済みのUSBを挿し込み、解凍したChromeOSのイメージファイル「ChromeOS-Vanilla-4028.0.2013_04_20_1810-r706c4144.img」を指定して「Write」をクリックで書き込みが開始されます。











「Complate」が出たらOKで書き込み完了です。

USBから起動してみる


それでは、実際にChromeOSを起動してみましょう。
まずは、PCにChromeOSをインストールしたUSBを挿入します。
※この時、使用するにはフォーマットしてくださいと表示されますが、間違ってもフォーマットしないで下さい。
挿入したら、PCを再起動してBIOSセットアップを起動します。起動したら、USBからブートするように設定してSAVEして起動です。
※起動する前に、他の周辺機器(USBで繋いでいるモノ)は外しておいたほうがいいです。
起動するとChromiumのロゴが出ます。












次は、言語設定とネットワーク設定です(Wifiは繋がらないので、LANケーブルをPCに直接繋いでOK)












最後にGoogleアカウントにログインで初期設定は完了です。












デスクトップ画面はこんな感じ。












アプリランチャーを開くとこんな感じ。












ちなみに、デフォルトで壁紙が入ってないので、自分で設定しないといけません。。。

おわりに


ChromeOSは、Ubuntuをベースにしているので動き的には似た感じですね。って当たり前か^^;
使ってみて思うのは、WindowsやMacに慣れている人には違和感あるだろうなぁ........たぶん。。。
イメージ的には、WindowsでもMacでも文書作成とか写真編集を全てChromeブラウザ上で常時行っているって感じですかね。
ソフトをインストールして使うんじゃなくて、タブレットなんかと同じでアプリをインストールして使うのと変わりません。ようは慣れればなんら違和感なく使えるわけです。
難点としては、アプリの殆どが英語....まぁ、翻訳しながら使ええばいいんですが、素人さんには厳しいかも。。。
いつもPCを開いたら真っ先にChromeでネット三昧なパパさん的には、Chromebookはありかなと思います。
ですが、これを今までのラップトップ感覚で使おうと思っている人は、値下げに釣られてSurfaceRT買って後悔するよりも強く後悔するかもしれないので、そんな人にはオススメしませんよ。。。

なんだかんだ言って、Chromebook日本で発売開始されたらパパさん買っちゃうかもなぁ...

A8.netリンク

楽天

スポンサーリンク

QooQ