以前、【Nexus5】ダブルタップでスリープ解除を可能にする「Bricked-Kernel」を焼いてみるで海外のカーネルを紹介しましたが、今回は国内のカーネルを焼いてみました。
そのカーネルとは...
GalaxySやGalaxyNoteでかなり焼きまくった、私じゃない方のパパさんカーネルでお馴染みの某パパさんがNexus5を購入したようで、某所にNexus5用のカーネルをアップしていたのでダウンロードしてみました。
ちなみに、今回ダウンロードしたカーネルは第2弾の#2です。
ダウンロードしたzipファイルの中には2つのファイルが入ってます。
1つ目は、メインとなるイメージファイルの「boot.img」
2つ目は、説明が書いてあるテキストファイルの「readme.txt」
テキストファイルに書かれている変更点などは下記の通り
変更点:
Voltage Control
Governor 追加・調整
コンパイルオプション変更(-O3等々)
ファイルシステム諸々調整
等々…(いっぱいあって覚えてない^^;)
対応済:
ExFAT対応
スケジューラ追加
ARM Topology
GPU調整
Autogroup Patch
Kernel&RamDisk Compless 変更
当然ですが、このzipをカスタムリカバリーでインストールしても焼けません。
焼くためには、コマンドプロンプトを使用して焼きます。
では、実際に焼いてみましょう。
Nexus5にパパさんカーネルを焼く方法
焼くのはカンタンなのですが、PCでADBが通っていないとコマンドプロンプトから焼けません。
事前にAndroidSDKを導入してADBが使えるようにしておきましょう。
※ROM焼きは最悪、端末が文鎮化してしまう可能性が高いのでオススメしません。それでもやる時は自己責任でお願いします。
※焼く前に、必ずバックアップを取っておくことを忘れずに!
用意するもの
- Nexus5本体
- パパさんカーネルのイメージファイル「boot.img」
- ADBが使えるPC
- 7zipなどの解凍ソフト
- USBケーブル
- 何が起きても折れないハート
※イメージファイルのダウンロードは省いて進めますのでご了承下さい。
ダウンロードしたzipファイルを解凍する
ダウンロードしたとして、次に行うのはzipファイルの解凍です。(ここでの解凍には、7zipをしてます)
解凍したら、フォルダ内の「boot.img」を任意の場所に置いておきましょう。
Nexus5をPCに繋いで焼く
Nexus5をブートローダーモードで起動して、ケーブルでPCに繋ぎます。
ブートローダーモードは、電源を切った状態からボリュームボタンの上下を押しながら電源ONです。
繋いだらコマンドプロンプトを起動してcdコマンドでboot.imgを置いたディレクトリに移動します。
移動したら下記のコマンドを打って実行します。
fastboot flash boot boot.img
完了すると下の画像のようになるので、「exit」と打って終了して下さい。
ちゃんと焼けたのか、カーネルバージョンを確認してみましょう。
カーネルバージョンが変わってるのが確認できますね。
一応、ベンチマークも...
ランタイムは「Dalvik」での計測ですが、ノーマルは5,500位でパパさんカーネルを焼いた後は8,800まで上がってます。
まぁ、ベンチマークの数値が全てじゃないんで参考程度に見てください。
焼いてみたけど、やっぱりノーマルに戻したいって時は、ファクトリーイメージをダウンロードして、解凍して更に解凍して.........中に入っているboot.imgを上記と同じ方法で焼くと戻るはずです。
以上が、Nexus5にパパさんカーネルを焼く方法でした。
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