前回、Nexus7(2012)の初期化を書きましたが、今回はノーマルからroot化してみようと思います。
ノーマルと言っても、root化やカスタムリカバリーを入れるためには、ブートローダーをアンロックしないと作業が進みません。
root化したい人は、事前にブートローダーのアンロックをしておきましょう。
※root化を推奨しているわけではありません。何が起こっても当ブログは一切の責任を負いませんので、やる時は自己責任でお願いします。
Android4.4(KitKat)にしたNexus7(2012)のroot化方法
root化するためにツールを使用します。
今回、使用するツールは、前回の記事で使った「Nexus Root Toolkit」です。
必要なもの
- Nexus7本体
- 「Nexus Root Toolkit」がインストールされているPC
- USBケーブル
- 文鎮しても折れないハート
NexusRootToolkitを起動する
NexusRootToolkitを起動しておきましょう。 NexusRootToolkitのダウンロードは、提供元のサイト「WugFresh」からどうぞ。
Nexus7のUSBデバッグをONにしてPCに繋ぐ
Nexus7のUSBデバッグを有効にするには、「開発者向けオプション」を設定に追加する必要があります。
方法は簡単で、「設定」→「タブレット情報」と進んで一番下にある「ビルド番号」を連打すると追加されます。
追加されたら、「開発者向けオプション」にある「USBデバッグ」にチェックを入れて、注意を促すポップアップが出たら「OK」をタップするだけ。
この作業が終わったら、そのままPCに繋ぐと端末に確認のためのポップアップが表示されるので「常に許可する」にチェックを入れて「OK」をタップして完了です。
Nexus7(2012)をroot化する作業
下準備が終わったら「NexusRootToolkit」の真ん中の下にある「Root」にある「Castum Recovery」にチェックを入れます。
ここにチェックを入れると、同時にカスタムリカバリーの「TWRP」がインストールされます。
カスタムリカバリーを入れたくない人はチェクを入れなくてもいいです。
チェックを入れたら気合を入れて「Root」をクリック。
クリックすると、最終確認のウィンドウが表示されるので、折れないハートで「OK」をクリックします。
クリックすると、端末がfastbootモードで再起動するので、実行中は決してケーブルを外したりしないで下さい。
root化が完了すると再起動します。
再起動後、またfastbootモードで起動してカスタムリカバリーを焼く作業が開始されます。
カスタムリカバリーがインストールされると、TWRPで起動してSuperSUのインストールが開始されます。
完了したら再起動され、PCにこのような表示が出たら「OK」をクリックしてroot化が完了です。
root化作業が終わると、Nexus7には「SuperSU」「BusyBox」「QuickBoot」のアプリが追加されます。
「BusyBox」は、要rootアプリを動作させる為に必須アイテムなので、アプリを起動してインストールしておきましょう。
root化の確認
では、正常にroot化されたのかアプリを使って確認してみましょう。
今回使用するのは「端末エミュレーター」です。
端末エミュレーターは、Android端末でコマンドを使える優れモノ。
端末エミュレーターを起動したら「su」と打って実行するだけ。
実行すると、スーパーユーザーリクエストが表示されるので「許可」をタップ
「許可」をタップすると次の行に「#」が表示されるのでこれでOKです。
以上がAndroid4.4(KitKat)にしたNexus7(2012)のroot化方法です。
Toolkitはホント便利ですねぇ。。。
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